Ubuntu10.10でSubversionの設定 [Linux]
Ubuntu 10.10でSubversionの設定
個人で色々とコードを書いていると、適当な管理で問題はないが、
更新の履歴とかを書いておくのも忘れたりしてモチベーションの低下にもなるようだ。
そこでバーション管理をしっかりやってみようということで、UbuntuでSubversionの設定をやってみた。
1.まずはApache2のインストールから
[user@Hosts:~]$ sudo apt-get install apache2
apache2:Web Server
2.続いてSubversionのインストール
[user@Hosts:~]$ sudo apt-get install subversion subversion-tools libapache2-svn
subversion :subversion本体
subversion-tools :repositoryのバックアップやファイルのマージなどのツール群。
libapache2-svn :repositoryをApache2を利用して公開するためのModule。
3.Subversionの設定
/etc/apache2/mods-enabled/dav_svn.confを編集する。
デフォルトではほとんどがコメントアウトされているので、
下記の内容を加えるか#を消して書き換える。
ここから
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<Location /svn>
DAV svn
SVNParentPath /home/svn
</Location>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで
ちなみにデフォルトでは下記のように書いてある。
複雑なことはしないので、とりあえずはSVNParentPath設定するだけでよさそう。
15 # Uncomment this to enable the repository
16 #DAV svn
17
18 # Set this to the path to your repository
19 #SVNPath /var/lib/svn
20 # Alternatively, use SVNParentPath if you have multiple repositories under
21 # under a single directory (/var/lib/svn/repo1, /var/lib/svn/repo2, ...).
22 # You need either SVNPath and SVNParentPath, but not both.
23 #SVNParentPath /var/lib/svn
ここではSubversionのフォルダを/home/svnとする。
アクセス権を考えて、一応下記のようにフォルダを作る。
[user@Hosts:~]$ sudo mkdir -p /home/svn
設定を反映させるために再起動
[user@Hosts:~]$ sudo apache2ctl restart
4.testのrepositoryを作成してみる。
[user@Hosts:~]$ cd /home/svn
[user@Hosts:snv~]$ sudo svnadmin create test
これでレポジトリが作成できるはず。
ここでapacheからアクセスできるようにするには権限を設定する必要があるので、
このディレクトリの所有者を変更する必要がある。
Apache2はwww-dataがユーザーなので、
[user@Hosts:svn~]$ sudo chown -R www-data.www-data test
これでtest以下のフォルダの所有者がwww-dataになったはず。
5.Repositoryにファイルをインポートしてみる。
まず試しに、/home/svn/test以下にフォルダを作る
[user@Hosts:svn~]$ cd test
[user@Hosts:test~]$ sudo mkdir -p sample
[user@Hosts:test~]$ cd sample
[user@Hosts:sample~]$ touch readme.txt
[user@Hosts:samble~]$ cd ../
[user@Hosts:test]$ svn import sample/ http://localhost/svn/test/ -m "import test?"
追加しています sample/readme.txt
リビジョン 1 をコミットしました。
6.Checkoutしてみる。
適当なフォルダに移り、Checkoutをやってみる。
(ここでは新たにターミナルを立ち上げ~/Publicに移動)
[user@Hosts:Public]$ svn checkout http://localhost/svn/test/
A test/readme.txt
リビジョン 1 をチェックアウトしました。
ここにtestというフォルダが作成されているはず。
続いて、ブラウザで、http://localhost/svn/test/を参照してみて、
test - Revision 1: /
readme.txt
と出ていたらOK。
7.Subversionのクライアント。
WindowsにはTortoiseSVNがあり、これは非常に便利なものなので、
Linuxで同じようなクライアントはないかと調べてみたところ、
Nautilus SVNと呼ばれるものがあったようだが、今はRabbitVCSに統合されているようだ。
下記のサイトをたどれば簡単にインストールできる。
ここのサイトのDownloadからUbuntuをクリックするとインストールのやり方が出る。
[user@Hosts:~]$ sudo add-apt-repository ppa:rabbitvcs/ppa
[user@Hosts:~]$ sudo apt-get install rabbitvcs-core rabbitvcs-nautilus rabbitvcs-gedit rabbitvcs-cli
これでログアウトすれば使えるようになる。
ただ、なんか不安定なみたいで、コミットしようとするとフリーズしてしまった・・・・。
でも次にやったときは上手く出来たので、そのあたりは注意が必要。
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